明けましておめでとうございます。2024年も多くのご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は、電子部品市況が回復傾向になってきたものの、一部在庫調整の継続や中国景気低迷の長期化などの影響を受け、事業ごとに明暗がはっきりと分かれた一年となりました。今後についても米国の政策変更や中国の内需不振に対するリスクなどが想定されるため、市況の影響を受けにくい体制を強化する必要があります。
今年、セイコーグループは、第8次中期経営計画「SMILE 145」の4年目を迎えます。当社は高い技術力を誇る製品を通じて、お客様や社会の抱える課題やニーズに対し、解決策や価値を提供するソリューションカンパニーを目指します。特にメディカル・モビリティ・インダストリの成長領域に注力し、新規アプリケーションの創出を進めることで環境変化に強い企業を目指し、成長してまいります。
本年も引き続き、皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
セイコーインスツル株式会社
代表取締役社長 遠藤 洋一