充電回路の設計(二次電池)
充電方式
定電圧充電(定電圧定抵抗充電)を推奨します。
また、充電電流に制限を設けておりますので、必ず『充電制限抵抗』を介して充電するようにお願い致します。充電電圧も厳守して下さい。
充電電圧範囲
指定の充電電圧範囲をお守り下さい。
※充電電圧の上限を超えた場合、電気特性の劣化,稀に漏液,破裂に至る恐れがあります。
※充電電圧の下限を下回る場合、電気容量が著しく小さくなります。
充電回路
充電電圧Voは、規定の上限値を超えないように設定してください。
上限値は、MSリチウム二次電池は3.3V、MLリチウム二次電池は3.1V、TSリチウム二次電池は3.0Vです。充電電流の制限を守るために、電流制限抵抗を充電回路に入れてください。
電流制限抵抗として必要な抵抗値は、電池の種類と充電電圧Voによって決まります。
抵抗値は下の表に従ってください。これらの抵抗値は下限値です。これらより大きな値の抵抗を入れてください。
放電容量は充電電圧に依存します。
充電電圧が低いと十分な容量が得られない場合があります。