充電回路の設計(キャパシタ)
キャパシタは、リチウム二次電池とは異なり、最大充電電圧(CPH3225A, 3.3V / CPX3225AとCPM3225A, 2.6V)をお守りいただければ充電電流を制限する抵抗は必要ありません。定電圧充電の場合の電流制限抵抗は特に必要ありませんが、キャパシタの充電電流の急激な変動による周辺回路・素子への影響等が考えられる場合には、電流制限抵抗の使用を推奨致します。
キャパシタの充電回路例
ご注意(過電圧の禁止)
最大許容電圧を超えた電圧で使用すると寿命が短くなるだけでなく、液漏れ、破裂などの致命的な故障が起きる場合があります。電圧変動、リプル電圧、オーバーシュートなども加味した上、最大充電電圧を設定して下さい。
ご注意(逆電圧の禁止)
キャパシタには極性があります。キャパシタに逆電圧が印加された場合は、液漏れ、破裂などの致命的な故障が起きる場合がありますので、逆電圧がかかる場合は回路的な対応を行って下さい。
ご注意(Ripple充電の禁止)
充電電圧にRipple(電圧の高周波変動)があると、自己発熱しキャパシタの性能を著しく低下させます。安定した電圧での充電をお願い致します。