測定方法

減磁曲線の測定

試料振動式磁束計(VSM:Vibrating Sample Magnetometer)

試料振動式磁束計を使用して、磁石の残留磁束密度、保磁力、最大エネルギー積を測定します。

簡易測定

完成品(実用状態の磁石)の測定

総磁束の測定にはフラックスメーター、表面磁束密度の測定にはガウスメーターが多く利用されています。
これらの測定にはサーチコイルやホールプローブの校正が重要となります。校正の仕方としては次の2つが一般的です。

  1. 実用磁石の中から標準サンプルを決めておき、これを比較測定する。
  2. 標準磁石などの精度の高い磁石で校正する。磁気特性の取決めは標準サンプルの取交しをお勧めいたします。