中国におけるサーマルプリンターメカニズムの意匠権侵害訴訟に勝訴

セイコーインスツル株式会社は、中国の電子部品メーカーである厦門精芯科技有限公司(英語表記:XIAMEN JINGXIN SCIENCE AND TECHNOLOGY CO.,LTD、以下「厦門精芯社」)および寧波精芯科技有限公司(英語表記:NINGBO JINGXIN SCIENCE ANDTECHNOLOGY CO.,LTD、以下「寧波精芯社」)に対する、当社製品のサーマルプリンターメカニズムの意匠権侵害訴訟に勝訴しました。

当社は、2020 年 3 月 18 日に、厦門精芯社および寧波精芯社が製造、販売、販売の申出を行っているプリンターメカニズム(製品名:JX-2R-17)は、当社が保有している意匠権を侵害しているとして、中国厦門市中級人民法院に同社を提訴しました(受理は 2020 年 5 月 13日)。この侵害訴訟は二審まで行われ、2021 年 12 月 3 日に、福建省高級人民法院は侵害を認定し、厦門精芯社および寧波精芯社に対して、侵害品であるプリンターメカニズムの製造、販売の停止と損害賠償金の支払いを命じる判決を下しました。

対象となった意匠権は、当社製品のプリンターメカニズム「LTP02」に関連するものであり、当社が中国を始めとする世界中の POS 市場に向けて独自に開発したものです。

プリンターメカニズム「LTP02」

今後も当社の知的財産権が侵害されたと判断した場合には、今回のような適切な措置を講じ、ブランド価値の維持・向上を図ってまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
経営企画部 広報課
https://krs.bz/sii/m/sii_inquiry_jp

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意匠権侵害訴訟トピックス(Chinese)