ワイヤレスセンサーネットワーク「Mr.匠エネ」でUSBベースを発売

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:新保雅文、本社:千葉県千葉市)は、ワイヤレスセンサーネットワーク「Mr.匠(しょう)エネ」で、発売中の「温度・湿度・照度センサーノード、CO2センサーノード、電力ノード、ベース(RS-232C)、ルーター」に加え、新たに「USBベース」を本日9月15日に発売します。

「Mr.匠エネ」は、各種センサーを内蔵したノード(子機)と、ノードから送られてくる測定データを受信するベース(親機)、中継に使うルーター(中継機)で構成されています。特定小電力無線(950MHz)を使ってデータを送受信するので、配線工事が不要で簡単に設置できます。オフィスビル、工場、店舗などの環境やエネルギー使用に関する詳細データを、低コストで計測することができます。

「USBベース」は、従来の「ベース(RS-232C)」と異なり外部電源が不要です。直接ノートパソコンと接続して利用できますので、設置場所にとらわれず移動や持ち運びが簡単です。環境測定時の温度、湿度、照度、二酸化炭素(CO2)や、省エネ・節電対策での電力量測定の見える化で、分電盤から離れた場所でも測定データが確認できます。

【USBベースの主な特徴】

1.省スペース性・携帯性
・71×20×10mm(コネクタ部除く)とコンパクトでかさばらず、携帯性にも優れます。 ・アンテナ内蔵でノートPCがあればどなたでもソフトをダウンロードすることで設置場所にとらわれず手軽に無線で測定できます。
・バスパワー給電でACアダプターも不要です。

2.高電波到達性
・2.4GHz帯と比較して、電波の到達距離が長く回り込みによる特性があるため、見通しの悪い環境でも無線がよく伝播します。

3.低消費電力性
・2.4GHz帯と比較して、通信距離を少ない送信出力で確保できるため、省電力システムでの構築が可能です。2.4GHzと同等の送信出力の場合、理論上約2.5倍の通信が可能になります。

4.低干渉性
・950MHz帯は、無線LANなどブロードバンド用途の無線システムの影響がなく、各種ノイズからの電波干渉も少ないため、安定した無線システムを確立できます。

【価格】  オープン価格

【販売目標】 200台 (初年度)

「Mr.匠エネ」の製品情報は、下記のサイトでご覧いただけます。   
http://www.sii.co.jp/wsn/

 

以上

この件に関するお問い合わせ先 マスコミ セイコーインスツル株式会社
総合企画本部 秘書広報部
TEL:043-211-1185 一般のお客様 セイコーインスツル株式会社
PI部
TEL:047-337-9729

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。