SIIデータと三井住友カード、
無線モバイル端末を使った「銀聯カード」決済を開始

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:鎌田國雄、本社:千葉県千葉市)の100%子会社で、決済サービスおよび外食向けオーダリングシステム等を取り扱っているエスアイアイ・データサービス株式会社(略称:SIIデータ、社長:小林良夫、本社:千葉県千葉市)と三井住友カード株式会社(以下:三井住友カード、社長:島田秀男、本社:東京都港区)は協力し、SIIデータが提供するモバイル決済端末を使った、中国人観光客向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」の取り扱いを5月下旬に開始します。 第一弾として、近畿日本ツーリスト株式会社への導入を予定しており、今後様々な決済シーンでの活用が期待されます。

【具体的な決済シーン】   
・旅行のオプショナルツアー代金の現地決済   
・ツアーバス内でのお土産等購入時のモバイル決済   
・中国旅行客向け催事場の決済
ここ数年、訪日中国人観光客の増加に伴い、小売や外食で銀聯カードが利用できる店舗が拡大しています。さらに、バスツアーや遠隔の観光地等でモバイル決済のニーズも高まっています。今後もSIIデータと三井住友カードは協力し、モバイル決済端末を使った「銀聯」決済サービスの導入を、大手旅行会社やタクシー、催事場等へ推進し、訪日中国人観光客の利便性向上を図ってまいります。

【中国銀聯とは】
2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、中国での銀行間決済ネットワーク運営会社であり、主に中国の金融機関200以上が銀聯ネットワークに参加しています。中国国内で発行されているほぼ全てのキャッシュカードに銀聯ブランドが付与されており、約28.5億枚が発行されています(2011年12月末時点)。海外の銀行・カード会社とも積極的な提携を行い、2005年12月には三井住友カードとの業務提携により、日本においても銀聯カードが利用可能となりました。2012年1月時点での三井住友カードとの提携による加盟店数は、約28,000店舗にまで広がっています。

【エスアイアイ・データサービス株式会社 概要】
SIIデータは1998年10月に日本初の無線によるクレジットカード決済システムCREPiCOを発表。以来、デビット決済や電子マネーのEdy、iD、QUICPayへとサービス範囲を広げ、タクシー、催事販売、宅配、集金、外食チェーンなどの各業態で、10万システム以上を稼動しています。特にタクシー用途においては、最大手の決済センターとなっています。

  本  社 : 千葉市美浜区中瀬1-8 SII幕張ビル
  代表者 : 小林良夫
  設  立 : 1998年10月28日
  資本金 : 7,500万円(SII全額出資)
  事業内容: 決済端末の開発・製造・販売、情報処理センター運営
         保守サービス全般、外食用オーダリングシステム

【三井住友カード株式会社 概要】
本  社 : 東京都港区海岸1-2-20
代表者 : 島田秀男
設  立 : 1967年12月26日
資本金 : 340億3千円(2011年3月末日現在)
事業内容: クレジットカードに関する業務、ローン業務、保証業務、ギフトカード業務、その他付随業務

以上

この件に関するお問い合わせ先 マスコミセイコーインスツル株式会社
総合企画本部 秘書広報部
TEL:043-211-1185
一般のお客様エスアイアイ・データサービス株式会社
営業部
TEL:043-211-1004

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