PHOTONIS社は、高速XP2020シリーズが主要な文献などでお馴染みのPHILIPS社の光電子増倍管事業部が独立したフランスの企業です。
母体のPHILIPSの同事業部は1937年に設立され、1940年代に光電子増倍管の生産を開始しました。その後、1965年にイメージインテンシファイア、1973年にマイクロチャンネルプレートの生産を開始しました。1998年にPHILIPS社から同事業部が独立、2005年にアメリカのBURLE社（旧RCA1942年創業、Galileo）とオランダのDEP社（旧Delft Instruments1970年創業）を吸収しPHOTONISグループを形成し、より一層製品群を拡充いたしました。

その利用範囲は、CR・PET・ガンマカメラといった医療分野、ナイトビジョンなどの防衛分野、素粒子の謎を解明する物理分野、分光やスペクトルグラフィーなどの分析分野など多岐に渡ります。

製造拠点は、フランス・アメリカ・オランダ・メキシコの５ヶ所に有し、皆様からの特注仕様や量産のニーズにもお応え致します。日ごろから研究開発を進めており、最近では40%以上の量子効率を有する光電子増倍管や、マイクロチャンネルプレートに光電面を装備したフォトセンサー、1”×1”に64chを有するマルチピクセル光電子増倍管、CCDを組み込んだインメージインテンシファイアやハイブリッドフォトダイオードなどを次々と製品化しております。

皆様のニーズに合致する光電子増倍管探しに本ページがお役に立てば幸いです。今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

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