技術情報

JCSS校正事業者登録制度と登録事業者

当社は、「放射線・放射能・中性子」の区分においてISO/IEC 17025の要求事項を満たした登録事業者として認定を受けました。当社は、校正を行ったGe半導体検出器に対してJCSS標章付校正証明書を発行することができます。JCSS標章付校正証明書は、その校正結果が国家計量標準につながる(トレーサブルである)ことを証明するものです。

不確かさの技能試験

測定の不確かさは測定結果の信頼性を客観的に示す根拠です。不確かさ要因を把握することは、測定の信頼性向上・改善、業務効率化に役立ちます。今回不確かさの見積もりを含めた技能試験を産総研・食総研と共同で企画しました。詳しくはこちらをご覧ください。

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γ線
【ぶんせき 2008 5】

γ線は、励起状態の原子核が他の励起状態を経て基底状態に遷移する過程で放出される電磁波と定義されます。γ線検出器であるGe半導体検出器にフォーカスし、γ線の計測の目的、Ge検出器の構造、エネルギー分解能、検出効率、検出効率の校正について紹介します。

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ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリー
【計測技術9月号, 2012】

ゲルマニウム半導体検出器は食品又は環境試料中に存在するγ線放出核種の定量に用いられる代表的な検出器です。この検出器を利用したシステム構成、定量分析の概要及び導入時の諸注意について紹介します。

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容積試料におけるγ線自己吸収の補正法
【RADIOISOTOPES, 49, (2), 189 (2000)】

容積線源におけるγ線の自己吸収補正法として、5種類の補正法について検討しました。その中の一つの方法では、標準線源の測定が不要であり、簡単な計算であるにもかかわらず妥当な結果が得られます。

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面線源積分法による容積線源ピーク効率校正
【RADIOISOTOPES, 50, (2), 301 (2001)】

標準面線源に対するGe検出器のピーク効率を積分することにより、容積線源に対するピーク効率を求めることができます。この方法では、任意の媒体および高さの容積試料に対して、自己吸収の補正を含むピーク効率が簡単に求められます。

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γ線スペクトロメトリー
【RADIOISOTOPES 50周年記念特集号(2001)】

Ge半導体検出器を用いるγ線スペクトロメトリーの過去20年間の変遷と、最近のハードウェアおよびソフトウェアの技術的進展が述べられています。

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放射線計測トレーニングシステム

初めて放射線を取り扱う人の教育・訓練から放射線業務従事者の実務に至るまで、実際の機器と線源(α、β、γ、中性子)を用いるこのシステム一式で、36種類の測定実験を行うことができます。各種データベースや用語集などのユーティリティーも随時利用可能です。

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