当社製品で、表記の事象が確認されたため、下記の通り注意喚起をさせていただきます。
(1)製品名:α線核種分析プログラム
モデル:DS-P225/W32(アドイン版)
バージョン:全てのバージョン
(2)不具合の内容
α線核種分析にはあらかじめスペクトルに設定されたROIの情報をリージョンデータとして取り込む機能があります(「α線核種分析オペレーションマニュアル」p18を参照ください)。この機能を使用し複数のROI情報を一度に取り込もうとした場合、リージョンデータのピークチャネルとしてROIを設定したピークの中心チャネルを取得できないことがあります。この場合、ピーク中心の代わりにROI領域の中点をピークチャネルとして取得します。
(3)お客様へのお願い
複数のROI情報を一度に取り込む場合は、ROIとあわせてマーカを設定していただけますようお願いいたします。マーカ位置をリージョンデータのピークチャネルとして取得します。
また、i) ROIの設定、 ii) ピーク領域の取り込みの順でひとつずつリージョンデータを設定いただけますと、ピークチャネルを正しく取得します。
(4)連絡先
システム技術課二係 (TEL 043-211-1305)
品質保証室 (TEL 043-211-1305)
以上