BEST【ビームラインローカルフィードバックシステム】

特長

  • BEST (Beamline Enhanced Stabilization Technology) : シンクロトロン放射X線のビーム位置(x,y)と強度(I0)を同時制御可能
  • 本システムはピエゾドライバーやBPMの近くに設置可能なように下記の構成要素から成る
    –  読み出し装置 (TetrAMM)
    –  制御/インターフェスユニット (BEST中央装置)
    –  アクチュエータ (PreDAC)
    [TetrAMM]:
    – 下記検出器等に直接接続可能な、HVバイアス電圧付き4CH バイポーラピコアメーター
    例)ダイヤモンド検出器, イオンチャンバー
    – 10/100/1000 イーサネットインターフェースを持ち、スタンドアロンで通信や読み出し装置として使用可能
    – 高いスループットと低遅延のSFPリンクを持つ
  • 異なる検出器配置や構成に対する設定が可能
  • 機械振動等の高振動のビーム不安定性の補償を可能にする低遅延, 高速リンク

 

仕様

  • ターンキーシステムとソフトウェア一式
  • コントロールインターフェース:  10/100/1000 Ethernet TCP-IP
  • アプリケーション: 内部 WEBサーバー
  • 標準構成:
    1 TetrAMM picoammeter
    PreDAC actuator unit (2-channel)
    BEST control and interface central unit
  • 拡張構成:
    2 TetrAMM picoammeters
    PreDAC actuator unit (2-channel)
    BEST control and interface central unit
  • 補正:
    水平位 (X)
    垂直位置 (Y)
    強度 (I0)  – 安定化 (オプション)
  • ファームウェアリモートアップデート可
  • ドライバー: EPICS IOC

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