概要
digiBASE は、NaI(Tl)シンチレーション検出器を使用した14ピン光電子増倍管ベース付きγ線スペクトロスコピ用デジタルMCAです。独特のコンセプトで小型化したプリアンプと検出器HV、パワフルなデジタルMCAおよび優れた時間分解能の測定のための機能を結集しました。NaI(Tl)検出器に接続するために必要なものは、すべてベースに含まれています。
特長
- 最高の安定性を目指したフル機能デジタルMCAとゲインスタビライザ
- 最大スループットを目指した高速データ収集
- “リストモード”測定で究極の時間分解能
- USB通信でマルチ検出器との接続が簡単
- 検出器バイアス電圧0〜+1200V
- ORTEC MAESTRO MCAソフト付き
仕様
- コンバージョンゲイン: 1024ch
- コースゲイン: 1、3、9のゲイン設定
- ファインゲイン: 0.4〜1.2
- シェイピングタイム: 0.75〜2μs可変(コンピュータ制御0.25μsステップ)、バイポーラ
- リストモード測定: 究極の時間分解能を要する場合は、リストモードオペレーションを選択
- ヒストグラムモード測定: データチャンネル31-bit【物理仕様】
- 寸 法: Φ63mm×80mm(L)
- 重 量: 280g
- 電 力: <500mA(USB接続)
- 周囲動作環境: -10〜50℃(湿度0〜80%)、結露無し
※ユニットは-10℃で動作しますが、パワーONの時、適切なスタートアップは最低でも0℃です。