低バックグラウンドクライオスタット・デュワ

概要

低バックグラウンド測定用に開発されたクライオスタット・デュワです。ストリームライン型ではLB(低バックグラウンド)・XLB(極低バックグラウンド)のシリーズのクライオスタットが選択できます。(PopTop検出器では検出器オプションとしてRBオプションを指定できます。)

【LB・XLB】
バックグラウンドを減らすため、クライオスタットにマグネシウム、超高純度アルミニウム、OFHC銅、鉛、ステンレス、ベリリウム、活性炭等の低バックグラウンド素材を使用しています。

【RB】
PopTop検出器の低バックグラウンドオプション。基本的にLBと同じ構造ですが、適切な真空状態を提供するためカプセル内にシーブパックを保持しています。 

特長

  • 厳選された低バックグラウンド用の素材を使用
  • ORTECの低バックグラウンド測定施設にて各検出器を測定
  • 各検出器に対して放射能レポートを提供

 

製品型式

【PopTop低バックグラウンドクライオスタット】

 RBオプションは、GEM・GMX・LO-AX・PROFILEシリーズに使用可能です。検出器のモデル名に“-RB”又は“-RB-B”(Be窓)を追加します。クライオスタット・デュアの型式については【PopTopクライオスタット・デュワ】をご覧下さい。

【ストリームライン低バックグラウンドクライオスタット】

  • ガンマゲージ型    → CFG-GG-LB(XLB)-[dd]
  • -HJオプションプリアンプ外付対応型 → CFG-HJ-[dd]
  • ダウンルッキング型  → CFG-SD-LB(XLB)-[dd]
  • 水平型 → CFG-SH-LB(XLB)-[dd]
  • J型   → CFG-SJ-LB(XLB)-[dd]
  • サイドルッキング型 → CFG-SL-LB(XLB)-[dd]
  • 縦型  → CFG-SV-LB(XLB)-[dd]

   dd=検出器直径

【ストリームライン低バックグラウンドデュワ】

  • デュワ → DWR-x1G
  • マルチオリエンテーションデュワ → DWR-MOD-y1
  • シャローホールプローブデュワ → DWR-0.7-SHP-1 
  • ガンマゲージ用補助30Lデュワ → DWR-S/F
  • サイドルッキング型デュワ → DWR-x2B   
  • ダウンルッキング型デュワ → DWR-x2D
  • 30Lオフセットポートデュワ → DWR-30-OP
  • 30Lデュワ → DWR-30

   x1 = 1.2L, 3L, 5L
   x2 = 7.5L, 13L, 30L
   y1 = 3L, 5L

※使用するGe検出器によって選択可能なクライオスタット、デュワが異なりますので、詳細につきましては平成22年度価格表または弊社営業までお問い合わせ下さい。

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