ACTINIDE-85 【HPGe ラングモニタ検出器】

概要

ACTINIDE-85 は、肺および全身の放射能計測のための高分解能、高純度ゲルマニウム検出器です。独自の薄い入射窓(〜10μ Ge等価)を採用し、低エネルギー効率を最大化した PROFILE FX-85 に基づきます。その独特のデザインは、大面積と、広範なエネルギーで卓越したピーク形状を持つ優れた分解能とが結びつき、複雑なスペクトルの分析に極めて重要です。その結果は、高エネルギー核分裂生成物および天然放射性同位元素と同様、例えば人間の肺のように分散したソース中の微量のアクチニド(ウラン、プルトニウムやアメリシウム等)を検出する良好な感度に明らかです。標準モデルは、3.5リットルの“high-fill”デュワ付きです。これは通常の保持時間が48時間です。オプションで、ターンキーの自動液体窒素供給システムも可能です。

特長

  • アクチニド・バイオアッセイ測定に最適
  • フロント有感面積>54cm2
  • 10keV超の光子エネルギーに優れた感度
  • 肺、ボディ、ホールボディ カウンティングのさまざまな要件に適った
    ポジショニングが可能
  • 電気冷却器 “X-COOLER ㈼” に対応

仕様

  • 結晶寸法: 直径(ノミナル)85mm、厚さ(最小)30mm
  • エネルギー分解能(FWHM):
    14.4keV Warranted; 600eV
    46keV  Typical; 625eV
    122keV Warranted; 650eV
    1.33MeV Warranted; 1.90keV
  • ピークシェイプ:
    FW.1M/FWHM Typical; 2.00
    FW.02M/FWHM Typical; 2.90
    P:C  Warranted; 55
  • ノミナル相対効率: 50%
  • エンドキャップ: 直径108mm
  • 検出器オプション: -SMP;ポジティブバイアス検出器用SMART-1

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